9月の景観部会は里山あるき、「景観ピクニック」です。
まちづくりへの「取組み」は、まず「楽しむ」ところから。
机の上での議論や、デザイン・コントロールも大切ですが、まずは外に出て「景観そのものを楽しむ」事を、この部会では大切にしています。
ゆくゆくは地域の方々も巻き込んでピクニック・・・の前哨戦として、部会員+その同僚やその家族が参加。
春の部会活動が、逗子の「まち」でしたので、今回は茅ヶ崎の「里山」を主にまわるコースです。
JR相模線・香川駅から、まちを循環する地元のコミバスに乗り県立茅ヶ崎里山公園へ。散策&昼食。
ジャンボリー・イベントも開催されていて、カントリーを聞きながらの楽しいお昼ご飯でした。
公園内にある「谷(やと)の家」に移動。
市民ボランティア(文化資料館と活動する会)の先生から、茅ヶ崎の地形・里山についてお話を伺います。
「谷(やと)の家」は、もともと古い民家があったところに、新たにつくられた園内のコミュニティーの場。
子供達も楽しめる竹馬など古の遊具がある庭があります。
生活用水として使われていた井戸もあり、井戸の手押しポンプで、子供達は大盛り上がり。
茅ヶ崎里山公園は、谷戸田を雑木林が包み、自然と人の暮らしが共生する風景を守るために、整備されています。
公園内の散策路は、そのまま茅ヶ崎の里山に繋がっています。
今回の企画は、部会のメンバーで、茅ヶ崎市役所でまちづくりに関っている市職員の方。
茅ヶ崎を知り尽くしているので、絶好のロケーションの連続です。
本当は富士山も見えるルート・・・天気は良かったのですが、残念ながらこの日は見えませんでした。
つづいて、腰掛神社へ。
神域の樹林(腰掛神社の樹叢)は「ちがさき景観資源」や、市の天然記念物にも指定されています。
社名は日本武尊(やまとたけるのみこと)が、この地で石に腰を掛けたという伝説が由来。その伝説の腰掛玉石が祭られていて、いつでも見ることができます。
神社の少し先には、彼岸花が咲く小出川。
この流域は、北部を中心に田園地帯や里山の風景が広がり、有数の自然環境が残されていました。
彼岸花最盛期には、約3キロメートルに亘って“赤い帯”がしかれます。
この後は、香川駅そば、創業130 年の熊澤酒造で懇親会です。
陽気もよく、清々しい景観が盛りだくさんな里山あるきでした。
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